豪華!OZMA“百恵流”ラストライブ
2008-12-15
年内での引退を発表したDJ OZMA(年齢非公表)が13日夜
横浜アリーナでラストコンサートを行った
「きょうが最後。始まりがあれば終わりがある」と満員の観客1万人に別れを告げ
3時間20分にわたって笑いに満ちあふれたステージを展開
最後は山口百恵さん(49)ばりにマイクをステージに置いて2年9カ月の活動を締めくくった
ラストは素っ裸になった。バックダンサーのPANCHO、夜王KING純一(ともに年齢非公表)に
純白スーツを引き裂かれ、パンツ一丁に
ステージ上の階段を上がり途中で立ち止まると禁断の1枚を下げ客席に投げ入れた
丸見えになったお尻に客席からは悲鳴に似た歓声と笑い声
そのまま階段を上りきり、顔だけ振り返ってステージ後方に消えていった
06年のNHK紅白歌合戦では“裸ボディースーツ”を取り入れた演出で物議を醸したが
物おじせず最後までエンターテイナーの意地を見せた
「ここは隠れキリシタンの集い。外に出たらOZMAのファンを公言しないように
オレの写真があったら踏もう。EXILEを好きと言おう」
別れを惜しむ言葉はない。放送禁止用語も飛び出すなど絶好調だ
最後の曲は「アゲ♂アゲ ♂EVERY☆騎士」のバラード版
ステージをしっとりと締めくくると「駆けめぐった3年間。生んでくれたお父さん、お母さん
育ててくれたお父さん、お母さん。本当にありがとう」と最後まで冗談を言い天を仰いだ
会場には百恵さんが80年の引退公演で最後に歌唱した「さよならの向う側」のメロディー
神妙な顔つきでステージにマイクを置いた
ダンサーとバンドのメンバーは計150人。総製作費2億円を費やした
裸のダンサーは股間を天狗(てんぐ)のお面やうちわで隠すなどハレンチを極め
最新曲「MASURAO」など33曲を披露した
来年からは顔も声もそっくりな自称「友人」の綾小路翔(年齢非公表)が属するバンド
「氣志團」が再始動する見込み。希代のエンターテイナーの魂は受け継がれる