TBS『余命1ヶ月の花嫁』をめぐる騒動の裏側
2009-01-17
"余命、一ヶ月"という女性にスポットを当てた、TBSのドキュメンタリー『余命1ヶ月の花嫁』
周知の通り、その放送は書籍化にまで派生し
多くの感動を生んだ。その一方、悲劇のヒロインとなった番組のモデルで
今は亡き長島千恵さんに、「AV出演疑惑」が浮上したことは記憶に新しい
その疑惑はネットを中心に日に日に広がってしまい
ついに一部週刊誌が元夫に真相を直撃するまでにいたった
だが本人は否定、出演が囁かれたAVメーカーも、「確認ができない」としている
そんな中、現在思わぬところにその影響がでているという。スポーツ紙記者の話。
「現在映画化が決まり、クランクインに入りました。主演は榮倉奈々
髪を切って役作りに気合いを入れる様子がスポーツ紙などで話題になりましたが
彼女の事務所が『元AV女優の役をやらせるのか』と、困惑しているそうなんです
まあ、実際、AV出演というのはあくまで噂なんですけど
榮倉が所属しているのは大手の研音
なので、イメージを保ちたいという気持ちもあるのでしょう
こうしたことから、配給元の東宝も、騒動の収束に奔走していますよ」
一方、番組を放送し、映画公開に合わせて
特番を当ててくると言われているTBSではこんな話がなされている
「ニュースで放送されるや、高視聴率を獲得し
書籍もベストセラー、さらには映画化も決まりました
不謹慎と思われるかもしれませんが、不況の最中にあるテレビ局において
優良コンテンツと見られているんです
そのためか、一部上層部のスタッフは、『どこかに死にそうなヤツはいないのか?』と
企画会議で声を荒げているとか
実際、ひとりの女性が亡くなったワケですから、冗談かと耳を疑ってしまいますが
どうも本気のようなんですよ」(TBS関係者)
下げ止まらない視聴率と広告費に追われるテレビマンの本音、というところだろうが
こうした言動などから番組モラルの低下につながるのだろう